つみたてNISAをはじめよう!

【えんしんFP相談会で人気のファイナンシャル・プランナー鈴木幸子さんとのコラボレーション記事です】

最近、より賢く増やす資産形成相談の中で、「今年こそは、NISA始めるぞ!」そんな声をよく聞きます。と同時に、「本を買って読んだけど次の一歩がでない。」「口座開設で挫折したり、何を選んでいいかわからないまま今になっちゃった。」などの声もよく聞きます。そこで今回は、つみたてNISAの概要や始め方、ファンドのえらび方など私の考えをお伝えしていきますので、ご参考にしてください。

一番大切なこと

まず最初に一番大切なことをお伝えします。それはまず、始めること。

やってみる、体験してみることで、投資の有効性を認識し、自分スタイルの投資センスを身に着けるきっかけになります。投資の基本3原則は、長期・分散・つみたて投資。少しでも長い期間、淡々とグローバル社会の成長に連動する資産をつみたてていく。つみたてNISAでの投資対象は、金融庁が指定した投資3原則に適した投資信託やETF(上場投資信託)

に限定されており、初めて投資をする人にも始めやすい制度になっています。

NISA制度の概要

日本に住んでいる20歳以上の人が証券口座とNISA口座を開設。NISA口座は一人1口座のみ、つみたてNISAを選択。新規投資額上限は40万円/年、非課税枠を翌年に繰り越すことはできません。

各年に購入した商品を保有している間に得た分配金と値上がり後に売却して得た利益が、購入した年から数えて20年間課税されません。新規投資枠は年間40万円ですが、基本的には一括投資はせず、毎月33,333円以下のつみたて設定をしましょう。それにより1年間の平均単価で購入でき、上下の振れ幅であるリスクを抑えられます。

新規投資できる期間は2018年~2042年、2018年に購入した商品は2037年まで非課税で保有でき、その後NISA口座以外の課税口座に移されますが、保有し続けることはできます。もちろん2042年に購入した商品も20年間(2061年まで)非課税で保有できます。ちなみに20年間の途中で売却した場合には、その商品の非課税期間は終了となります。

金融機関の変更、一般NISA又はつみたてNISAの選択は毎年行えますが、その年に既にNISA口座内で商品を購入していた場合、変更できるのは翌年の投資分からになります。一般NISAの概要はまた別の機会にご紹介します。

投資商品の選び方

さて投資方針はどのように決めましょう?この段階で立ち止まってしまう方、多いのではないでしょうか?金融庁で選定されているファンドの特徴をみていくと、特定の地域の株価指数に連動しているインデックスファンドが多いことに気づきます。

日本の経済成長ならTOPIXや日経平均225、アメリカならS&P500、更にはMSCI指数など、全世界、先進国、新興国といったエリアごとの株価指数に連動したファンドもあります。20年・30年後、どのエリアの経済が成長していくと思いますか?わからなければ全世界でも良いかもしれませんね。

株価指数連動型以外にアクティブファンドもあります。こちらは投資方針が明確で、各エリアの株価指数を上回るリターンを出していたり、振れ幅を抑えてバランスよく運用することを目的にしたファンドなどが、選定されています。

最後に繰り返しになりますが、一番大切なのは、まずは始めてみることです。物価上昇を体感する機会が増えています。今年から高校でも資産形成の授業が始まっています。個人資産の価値を守るためにも、資産形成が必須の時代になってきているのではないでしょうか?

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鈴木 幸子

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