FP(ファイナンシャルプランナー)とは何か?

ふぁいなんしゃるぷらんなーとはなにか?

FP(ファイナンシャルプランナー)とは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面でさまざまな悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。

そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。

年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、幅広い専門知識を有していることを証明するFP資格を取得し、相談業務を行っています。

実際にFPにどういった相談が出来るのか、知らない人もまだまだ多いと思います。

今回ギフトユアライフ浜松 ファイナンシャルプランナーの鈴木幸子さんにFP業務について教えていただきました。

FPには、どんなことが相談できるのか?

生活に関わるさまざまなお金の悩みを整理するところからお手伝いいたします!

何が問題なのか、どうすればいいのか、まずはお話を聞かせてください。

【具体事例:ケース1】リボ払いがいつまでも終わらず、どうしたらいいかわからない。

クレジットカードを使いすぎてしまった時、カード会社より「リボ払い」の案内がありました。

毎月定額での返済なら、負担も少なくなって良いな、という軽い気持ちで申し込みました。

クレジットカードを複数持っていたこともあり、手持ちが少ない時に「リボ払い」を使うようになりました。

最近になって心配になり、明細書を見ると、元金があまり減っていないような気がしています。

いつまで返済が続くのか、いくら借りていて、今後いくら返すのか、不安になり相談に至りました。

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各種ローンの中には住宅や教育や車など目的が決まっているものと、使途が決まっていないフリーローンがあります。

買い物や生活費に充てるフリーローンは、年15%ほどの利息を払いながらお金を借りている状態です。

そして「リボ払い」は、フリーローンで借りながら、返済額が定額という金融商品。

例えば総額50万円を借りたとすると、年間75,000円の手数料が発生します。

毎月1万円ずつ返済していたとしても、概ね月6,250円が手数料ですから、元金は3,750円しか減っていません。

こういった借入を複数している状態ですと、借入金額も返済終了の見通しも立たないままになってしまいます。

このケースの場合は、金融機関のフリーローンに全部をまとめることをおすすめしました。借入金額や返済期間、債務者の勤務状況などによって借入条件は変わりますが、少なくとも返済計画が立てらないということは無くなり、今後の見通しが立ったので安心して暮らすことができるようになりました。

「今後は決してリボ払いはしない!」と決心されていました。

【具体事例:ケース2】将来のために住宅購入を考えているので、見通しを持ちたい。

結婚して3年。子どもが生まれ、奥さまは専業主婦。

旦那さまは父親としての責任を果たすため、会社ですすめられた生命保険や年金保険も準備万端。

マイカーローンで車を購入。できるだけ早く返済したいため3年のローンにしたこともあり、毎月の家計はギリギリの状態でした。

そんな中、家賃がもったいないので、そろそろ家が欲しいと思い始めましたが、住宅ローンの返済見通しが立たないため、相談に至りました。

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とても頑張り屋さんの家計で、結婚と同時に保障や老後のことを考え、さまざまな努力をされてきたことが分かります。

ただ、現在は第二子の出産も控えていたため、世帯収入が増えるのは早くて3年後という状態。それでも、将来のことを考え、家賃ももったいないから、住宅購入をしたいというご要望でした。

お二人はまだ20歳代、出産後には奥さまもお仕事をしたい、というご希望もあったため、今後のお金の流れを見るキャッシュフロー表を作成しました。

その結果、共働きになれば家計は黒字、子どもが独立した後は、悠々自適なセカンドライフが送れるという見通しが立ちました。

当面の10年を乗り切れば、あとは大丈夫!!このタイミングで今後のキャッシュフロー表を作ったからこその結果です。

一旦年金保険を止めて、入りすぎていた生命保険を適正化、マイカーローンは10年返済に借換え、毎月の固定費を抑えました。

住宅を「生涯を過ごすスペース」と考えると、生涯で支払うコストを「いつ」「どのように負担するか?」という視点を持つことができます。これにより、ずっと家賃を払い続ける不安を解消、老後を見据えた住まいを確保できる見通しが立ちました。

今後は、世帯年収増加のタイミングで、税制優遇のあるiDeCoやNISAを選択肢に加え、資産形成をしていく予定です。

【具体事例:ケース3】住宅購入における、税制、ローンの選び方や組み方を教えて欲しい。

購入する住宅は決まったが、できるだけお得に賢く住宅購入をしていきたいので、相談に乗ってほしい。住宅ローンの借り方や選び方も、何を基準に決めていけばいいのか、見当がつかない、ということで相談に至りました。

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住宅購入には、税制優遇のみならず、すまい給付金やグリーン住宅ポイントなど、さまざまな支援策が準備されています。

私は年間100件ほどの住宅購入に関する総合的な相談を承っています。

共通の対策もありますが、個別で対応していくことが多く、相談内容も多岐にわたります。ご家族の人数、年齢やキャリアプラン、ライフイベントなどの見通しを持ったうえで、最適な税制活用やローン選び、返済プランの選択肢をご提供し、実行をサポートしています。

まず住宅ローン減税には、減税上限度額が設定されおり、借入額や年収によって減税額が変わります。減税の仕組みを理解し、頭金とローンの割合や、単独か連帯債務にするか、など減税がしっかり受けられるように借りる必要があります。

さらに住宅ローン選びでは、金利や金融機関の使い勝手も大事ですが、

差別化が進んでいる団体信用保険(※注釈をつけて下さい)の保障内容を確認する必要があります。

死亡時にローンが完済されるのみならず、大病にり患した際にローン返済を免除されるなど、民間の保険では担保できないような保障が格安で付保することができる場合があります。住宅購入を機に、民間の保険を最適化する方も多いです。

そして住宅購入後の家計は、それまでとは違ったやりくりになります。

購入前から専門家であるFPとその後の家計を最適化していくことで、納得感と共に新生活を始めることができます。

ぜひお気軽にご相談ください。

※団体信用生命保険とは、住宅ローンの債務者が返済期間中に死亡・高度障害状態、または保険会社所定の状態になったときなどに、その保険金で住宅ローンの返済を行なったり、残高が完済される保険です。

情報提供
ギフトユアライフ浜松 ファイナンシャルプランナー 鈴木幸子
AFP(日本FP協会認定)、証券外務員二種、相続診断士
〒430-0904
静岡県浜松市中区中沢町22-3 一陽ビル1F北
https://www.gyl-h.com/

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