巻き爪と姿勢の関係

まきづめとしせいのかんけい

そろそろ運動をするには良い季節になったので、スポーツをはじめたいけど……すぐに疲れてしまい長く続かない!?

それって、姿勢のくずれによる筋力低下や足裏のアーチのくずれが原因かもしれません。これを機に、ご自身の体を見直してみませんか?

足爪補正aureoleの藤森悦子さんからお教えていただきました。

姿勢のくずれとは?

姿勢のくずれで目立つのは『前傾姿勢』です。いわゆる『猫背』のことです。『猫背』は、背筋や胸筋が縮んでしまったために体が前に傾きます。

また、後ろに『反った姿勢』も、間違った姿勢となります。原因は腰の筋肉が縮んだことにより、体が後ろに傾きお腹がでることから『反った姿勢』となります。さらに、足裏のアーチ部分が下がると、きれいな姿勢を保ちにくくなる傾向があります。こうした姿勢のくずれが起こると、長時間立っているだけで疲れてしまいます。

足裏アーチのくずれとは?

「足裏アーチがくずれる」とか、「アーチが下がる」とか聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

人間の骨は、約206個の組合せで成り立っており、そのうち足の骨は、4分の1にあたる約52個で成り立っています。ご想像の通り足の骨のバランスがくずれてしまうと、姿勢のくずれへと繋がっていきます。

足裏アーチのくずれの要因の1つとして、筋力の低下と言われていますが、巻き爪・陥入爪・タコ・魚の目・外反母趾・内反小趾などの影響も、大きな要因と言われています。

巻き爪・魚の目・外反母趾とは?

巻き爪・魚の目・外反母趾については、痛みを伴う時もあり、体が自然と痛みのある場所に体重をかけなくなってきます。すると今話題の『浮指』になり、姿勢の“くずれ”の始まりとなってきますので、気を付けていただきたい症状の一つです。

また、大きく崩れた姿勢の正しい立ち方や、綺麗な姿勢に戻すことは、大変な努力が必要となります。『痛みがないから、大丈夫。』とか『普通に動けるから問題ない!』と安易に考えないで、自分の姿勢を日々チェックして綺麗な姿勢を維持することを心掛けましょう。

巻き爪・魚の目・外反母趾も諦めないでください。毎日のケア次第で改善することもあります。巻き爪・陥入爪は進行形ですので、痛みの少ない時こそ見直すチャンスです!例えば、正しい爪の切り方を心掛けるだけで、巻き爪になるリスクがグッと減っていきますよ!

正しい立ち方

くずれた姿勢・くずれたアーチでは、立つ・歩く・動くこと疲れやすくなり、運動不足へとつながります。まずは「正しい立ち方」で筋力アップをしていきましょう。

正しい立ち方のポイントは2つ!

① お尻の筋肉大殿筋を意識し、肛門を締めて立つ

② 肩に力を入れず、下腹に力を入れて立つ

上記のような立ち方を心掛けるだけで、曲がっていた背中や膝が伸び、下にさがっていた腰が持ち上がります。背中が伸びれば胸もまっすぐになり、アゴも引けてきます。正しい立ち方を日々実践することで、若々しさも維持することができます。

まとめ

痛みや違和感をそのままにしていると、運動の効果が半減してしまいます。足も体も、早めのメンテナンスが健康維持の秘訣です。

福祉イノベーションDo-zo協同組合
足爪補正aureole(フジ鍼灸接骨院内)
藤森悦子
〒431-0422 静岡県湖西市岡崎1230-10
TEL 053-577-2523
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