花粉症がつらい時期にヨガの呼吸で乗り切ろう

かふんしょうがつらいじきによがのこきゅうでのりきろう

花粉症は、各地方の植物の種類や花粉の数によって発症患者さんの動向が異なるそうですが、年齢・性別・植物の種類に関係なく行えるヨガの呼吸法を使って少しでも花粉症が軽減されるように、浜松美活ヨガのインストラクターである大塚ゆかり先生に花粉症とヨガの関係についてお伺いいたしました。

1.今年の花粉症はひどい?

毎年つらい花粉症の時期が来ました。例年・前年に比べても飛散量は少ないということです。毎年つらい方にとっては朗報ですね。

2.花粉症のメカニズム

花粉症はなぜ起こるのでしょうか?簡単にいうと、私たちの体はウイルス・細菌・がん細胞など体を脅かすものに対してそれを追い出そうとする免疫というシステムがあります。
つまり、本来花粉は私たちの敵(病原体)ではありませんが、何かの誤作動で花粉を敵だとして、抗体をつくり、それを追い出そうと反応としてしまい、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどを引き起こしてしまうのです。自己免疫疾患といわれる反応が花粉症なのです。

3.花粉症はヨガで治るの?

花粉症は一度発症すると治らない!そう思っている方も多いのではないでしょうか?
実は記事を書いている私は重度花粉症患者で、マスク・ゴーグル・防止・薬が手放せない生活を15年以上続けていました。お茶を飲んでみたり、サプリをとってみたりといろいろしていましたが改善されず、毎年2月3月は外出するのも嫌でした。
そんな私はヨガで習った呼吸法や鼻うがいを続けた2シーズン後全く症状を感じなくなったのです。今はマスクも薬もいりません。とっても快適な昔の自分を取り戻しました。
2年もかかるの?って思いましたか?
2年というか2シーズンです。そのあとの何十年も楽になるのならば、いつでもどこでもタダでできるヨガの呼吸法を是非皆様にもやっていただけたらと思います。そして、つらい症状が少しでも改善されたらうれしいです。

4.ヨガの花粉症対策呼吸法

実は呼吸法にはいくつか種類があります。実際のレッスンではその方の鼻づまり具合に合わせてきっちり指導させていただくのですが、今回は誰でもすぐにできる一番簡単な呼吸法をお伝えいたしますね。

方鼻の呼吸法

片手で鼻をつまむようにしましょう。左の鼻の孔だけを開放し、左から大きく吸います。
右の鼻の穴に吐きましょう。右鼻から吸って、左の鼻の穴に吐きます。

これを2分ほど続けるだけ。それを朝と、鼻が詰まったときにやってみてくださいね。
一つの鼻の穴から二つの鼻の孔で吸える量・吐ける量を意識するとなお効果的です。
ぜひ、方鼻の呼吸でつらい花粉症を乗り切ってみてくださいね。
レッスンでは個人に合わせてより詳しいやり方・もっとほかのヨガのポーズから全身を整える情報をお伝えさせていただきます。実際にヨガの呼吸法でつらい花粉症が改善された方もたくさんいますので、ぜひお試しください。

5.まとめ

花粉症は、敵ではない花粉を悪者と勘違いしてしまった自己免疫疾患。過剰防衛反応です。まず、反応する必要がないものである認識を持つのもおすすめ。
自分で勝手に、あの人苦手~とか、あれは嫌いで食べられないってことありませんか?
でも、実は以外にいい人だったり、食べてみたら美味しかったりして苦手を克服した経験はありませんか?
そんな風に花粉に対して向き合うと脳の暴走が防げ、過剰反応が収まることがあります。
病は気からとも言います。片方の鼻で吸って・吐く。そんなヨガの呼吸を取り入れながら、皆様が健やかに過ごされますように心から祈っております。

もっと詳しくヨガを知りたい・やってみたい方は、https://b-upyoga.jp/をご覧ください。
浜松市で不調や痛みを改善して毎日を快適にするヨガ教室 B-up yoga主催大塚ゆかりでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

※ 次回は肩こりをテーマにお伝えいたします。

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