お茶の香りで癒される方も多いと思います。淹れ方ひとつで香りもおいしさも変わると言われています。
今日は、お茶屋ならではの健康づくりについて浜松市北区でお茶の栽培・製造・販売まで一貫して行う、まるたま製茶さんにお茶についてちょこっとお伝えしていただきました。
手洗い・うがい・緑茶習慣
みなさんは“おうち時間”どんな風にお過ごしですか?
最近コロナウイルス感染防止として、自宅で過ごす時間が長くなっていることと思います。また、コロナ対策として“手洗い・うがい”は必須ですね!その習慣にゆったり“緑茶習慣”をプラスしておうち時間を素敵に過ごしませんか?
緑茶の抗菌・抗ウイルス作用
緑茶のカテキンには、様々な効能がうたわれています。今回は、抗菌・抗ウイルス作用に注目してご紹介します。カテキンの中でも、インフルエンザウイルスに直接作用して感染を阻害する成分があります。カテキンの一つである“エピガロカテキンガレート”です。その仕組みは、インフルエンザウイルスの表面にある突起状のたんぱく質(ウイルスはこの突起で喉などの細胞に感染)に“エピガロカテキンガレート”がくっつき、ウイルスが細胞に吸着するのを防ぐのです。(伊藤園と静岡県立大薬学部との共同研究より)
おいしい緑茶の淹れ方
“エピガロカテキンガレート”は低温では抽出されにくく、80℃で抽出されやすい性質があります。80℃のお湯、といわれても温度計で毎回測るのも大変ですね。今回は、美味しいお茶の淹れ方とあわせて、80℃で淹れる緑茶の淹れ方をご紹介します。
緑茶のおいしい淹れ方のポイントは3つ
- お湯のみで湯の量・温度をはかる
- 茶葉の量、お湯の温度、お湯の量
- まわし注ぎ
1.お湯のみで湯の量・温度をはかる
お湯の温度は器を移し替えるごとに5~10℃さがります。なのでポットから急須へお湯を直接入れるのではなく、ポットからお湯のみにお湯を入れて湯冷ましをします。ポット(90~100℃)からお湯のみ(80~90℃)、お湯のみから急須(70~80℃)となり、約80℃のお湯でお茶を淹れることができます。またお湯のみの8分目までお湯をいれると、お茶葉がお湯を吸収し、お茶の出来上がり量が7分目になります。お湯のみでお湯の量・温度をはかることで、お湯のみ自体もあたたまり、より美味しいお茶を淹れることができるので良いことずくめなんです。
2.茶葉の量、お湯の温度、お湯の量
茶葉の量は、緑茶3g/人分。ティースプーンでかるく1杯分です。1人分のみ淹れるときは、少し多めの5gで淹れましょう。
3.まわし注ぎ
緑茶の濃さが均一になるよう回し注ぎをしてください。最後の一滴まで注いでくださいね。最後の一滴が特においしいですし、最後の一滴まで注ぐことにより2煎目も美味しく飲むことができますよ。
以上、3つのポイントをふまえて緑茶を淹れてみてください。
80℃以上のお湯で淹れるとカフェインも多く抽出されます。朝の目覚めの一杯や、在宅ワークでのリフレッシュタイムにぜひお試しください。また5月は新茶の季節。できたての新茶はよりさわやかな香りで、今だけの贅沢な味わいです。心とカラダがよろこぶ“新茶”で大切な方にゆったりとした時間を贈りませんか?
まるたま製茶のお茶について
当社のお茶は、除草剤不使用、農薬・化学肥料はできる限り使っておりません。
また佐鳴湖のヨシを茶畑に敷くなど循環型のお茶づくりをしております。直売所では深蒸し緑茶をメインに和紅茶、ほうじ茶、玄米茶、そしてまるたま製茶のお茶を使ったお菓子をいろいろとご用意しております。ゆったり“緑茶習慣”のお供を探しにぜひお越しください。
まるたま製茶
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