前回に続いて、浜松市南区卸本町でカフェやエントランス、DIY体験コーナー等々テーマパークのように楽しい空間を体験していただくことのできる「ATSUMI TOWN(アツミタウン)」を営む株式会社あつみ工房社長の柴崎さんに「おうちリメイク」のポイントを教えていただきます。壁紙や家具を新しくするのはちょっと大変……という方は、まずは小さな部分からはじめるのはいかがでしょう。そのためのヒントをご紹介します。
目線を上に上げる工夫を
シンプルなお部屋は掃除や片付けをしやすいですし、洗練されていて素敵ですよね。そのための近道は、なるべくモノを置かないようにすることです。でも、無駄がない=変える余地がある、とも言えます。お部屋に遊び心を加えれば、もっと個性や自分らしさが生まれますよ。
まず、挑戦しやすいのが、壁の空いているスペースに「ウォールアクセサリー(絵や写真)」を飾ることです。お気に入りの絵や写真を飾れば、そのお部屋で過ごす人の目線が上がり、空間にメリハリを感じられます。
壁に穴を空けるのがNGの場合、ピクチャーレール(天井や壁面に設置する掲示用のレール。レールに付けたフックにワイヤーをかけて額を飾る)を取り付けるのもおすすめです。絵や写真は、飾ったり、外したりしやすいので、気軽に模様替え気分を楽しむことができますよ。ポストカードを額に入れて、壁に複数並べて飾るのも素敵だと思います。また、高さやデザインの違う吊り下げるタイプの照明をいくつか付けるのも目線を上に上げる効果があります。
アクセントカラーはファブリックで
白やベージュ、モノトーンなど、落ち着いた色をメインにしたお部屋づくりが好きな方って多いんです。そういうシンプルなお部屋を簡単に変えることができるのが、色の力です。挑戦しやすいのは、クッションやカーテン、ラグなどのファブリックです。色にも流行があって、トレンドカラーを加えると、一気におしゃれになります。2020年のトレンドカラーはブルーや淡いピンクなど。日本流行色協会は鮮やかなレッドをトレンドカラーと発表しています。気になる色、流行の色、いろいろな色がありますが、まずはご家族やご自身の好きな色をアクセントカラーとして取り入れてみてください。
植物を置けば癒し効果アップ
「今の住まいに十分満足している」、「これ以上変える部分はないと思っている」。そんな方にご提案したいのが、「お部屋の緑化」です。植物をひとつ、空間に置くだけで雰囲気がやわらかくなります。植物は種類も大きさもさまざまです。存在感のあるシンボルツリー、ウォールアクセサリーと同様に天井からぶら下げれば目線を上げる効果のあるハンギング、テーブルの上や棚の上など限られたスペースでも置きやすいエアープランツや多肉植物……。最近は、お手入れいらずのフェイクグリーンも種類豊富で、本物と見分けがつかないものも販売されています。植物を置いて、ほっとできるコーナーをつくってください。
興味を持ったことからはじめよう
今回は5つのポイントをご紹介しました。大きい部分でも、小さい部分でも、まずはやってみたい、と思ったことからはじめてみましょう。ひとつやってみたら、もっとやりたくなるかもしれませんよ。居心地の良い住まいづくりは、誰でもいつでもはじめられます!
株式会社あつみ工房
浜松市南区卸本町22
TEL:053-589-5718
HP:https://www.atsumikoubou.jp/
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