港町の今昔を一度に体験@舞阪

浜名湖の眺望を堪能しながら、今と昔の漁師まちならではの雰囲気を満喫。10月であれば、大祭準備に沸き立つ商店街の皆さんとの触れ合いも楽しみ。1月には、カキむきの様子が見られるかも。

こんな方に最適ラッパ_k

  • 全部回ると4~5時間コース。ピックアップして時間短縮も!
  • 弁天島に宿泊する方は是非!
  • 港町の雰囲気を感じたい方!
  • 美味しい海の幸堪能したい方、お土産を買いたい方!

舞阪コースマップ

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1.舞阪町観光協会(出発)

2.弁天橋

3.北雁木

1_北雁木ここは、江戸時代の船着場で、「北雁木」(きたがんげ)と呼ばれています。「雁木」とは、階段状になった船着き場のことをいうそうで、舞阪宿には、江戸時代3カ所の渡船場があったそうです。写真の「北雁木」は、大名や幕府公用役人が利用したところで、石畳が水際まで敷き詰められています。当時は、政策的に橋を掛けていなかったために、舞阪と新居の行き来は、この渡船だけが手段でした。渡船料金は現在で換算すると七百円くらい。三人乗りの船が120隻ほど行き来して賑わっていたといいます。とはいえ、庶民が頻繁に使うことはできず・・・。新居が向こう岸に見えてはいても、遠い場所だったようです。

4.水神宮

2_水神宮海の安全を祈る水神宮様です。低い鳥居が特徴です。

 

 

5.町民の森

3_町民の森2キロにわたって遊歩道が続きます。ここはもともと、町の人たちが保安林を作ろうと、何年もかけて協力し合いながら松を植え、丘にしていきました。舞阪町民の森として整備されてからは、ウォーキングコースとして人気があり、バードウォッチングを楽しむ人も多くいるそうです。南側にはしらす工場が並び、釜揚げされる香りが漂います。

6.灯台

4_灯台舞阪灯台は昭和39年に設置され、現役です。この灯台の光は約31㎞先からも確認できるそうです。

7.郷土資料館

5_資料館図書館に隣接した無料の資料館です。湖に沈んだ湖低遺跡の遺物や、明治初期のカツオ船模型、海苔養殖の道具、舞阪大太鼓祭りの太鼓や神輿が解説付きで展示されています。

8.見付石垣

6_見付石垣舞阪宿の東はずれに位置する石垣です。石垣の起源は詳しく分かっていませんが、1709年の地図には既に描かれているそうです。この場所で、人や馬の出入りが監視されていました。すぐ近くには、舞阪一里塚もあります。

9.宝珠院

7_宝珠院1809年に舞坂宿の大半を焼く大きな火災があり、復興にとても苦労をしたそうです。
そこで、火防の山、秋葉信仰の高まりとともに高さ2.7mの常夜灯が建立され、西側の石の祠は、秋葉山をまつっています。
ここは、明治6(1873)年舞阪町に初めて小学校が開かれた場所でもあります。
舞阪に海苔の養殖を伝えた森田屋彦之丞や大森三次郎の墓、さらに、清水次郎長と兄弟分であった原田富五郎親分の墓もあります。

10.岐佐神社

8_岐佐神社大太鼓祭り(旧暦9月14・15日に開催)の拠点となる岐佐神社は、平安時代の書物にも記載されるほどの古社。蚶貝比賣命(さきがいひめのみこと)と、蛤貝比賣命(うむかいひめのみこと)という貝を神格化した女神をお祀りしています。
神社内の赤石は、大やけどで瀕死の大国主命を蘇らせたという伝説に由来しています。

11.晴美(昼食)

9_晴美昼食は地元に根付いた食事処「晴美」さんへ。こちらで浜名湖のカキを堪能。カキフライ定食をいただきました。揚げたてのカキは、甘味が口の中にじゅわ~っと広がり絶品。ごちそうさまでした。

12.脇本陣

10_脇本陣ここは1838年に建築されたとされる脇本陣「茗荷屋」の遺構を復元しました。身分の高い人しか入ることのできない「上段の間」があるのが特徴。風呂場へ置く風呂桶は、当時、殿様専用の風呂桶を運んでくることも多かったそうです。唐破風柿葺き屋根(からはふ こけらぶきやね)も二階から間近に見ることができます。

 

13.きくや(和菓子)

11_きくや苔の風味いっぱいの「青海苔ようかん」や、「舞ちゃんもなか」、富五郎親分にちなんだ「富五郎まんじゅう」などオリジナル菓子が並んでいます。
洋菓子の人気も高くお土産にぴったりです。